2014年 06月 23日
窯の性能
このところ灯油窯の性能が落ちてきています。
とにかく上がりが悪いです。昇温も時間かかるし、窯が酔います。
前回のメンテナンスで煙突を入れ替えるのに大枚はたきましたがあまり効果出ず。。。
窯圧があがっているらしく、どうしても還元かかります。
どういうメカニズムで窯圧があがるのか文系の私にはさっぱりで
煙突なおしてだめなら次はバーナーでしょ?と思っていたら
ちょうど灯油窯の知り合いから話を聞けました。
その人はかなり古い窯を使っていて、バーナーのブロワーを新しくしたらしいです。
でも本焼きに20時間くらいかかるそう・・・ガビーン∑( ̄Д ̄; )
煙突、バーナーときたら、あとは本体しかないですねーー!
というわけで、窯本体をくまなく観察してみると
外側は鉄板。炉内のヒビくらいしか思いつきません。
でも、昔から炉内のヒビはいじるな、と聞かされていたので悩みました。
焼成時に大きく膨張・収縮するため、レンガのヒビにモルタルなどを埋め込むと
それがさらにヒビを広げるのだそう。
窯の修理で検索して調べていたら、炉内修理用アルミナセメントを発見
炉内のヒビに埋め込んでいいって書いてあります!
どうしよう~どうしよう~?ぶつぶつ家族に話していたら
なんとうちの父が学生時代にいろいろやったバイトの中に
ごみ焼却炉のメンテナンス、というのがあったそうで
大きな窯中に入っていって、かなづちで炉壁をコンコンたたいてヒビのあるところを崩す仕事だったそう!!!
そのあと、他の人がそのはがれたレンガの部分を修復するそうで
・・・父よ・・・あなたは、なんと不思議な!バイトをしてらっしゃるのでしょう!∑(-∀-ノ)ノ
そしてアルミナセメントをネットで買い求め、窯の修復をしてみました。
まずレンガをよく湿らせて、耳たぶくらいに練ったアルミナセメントを埋め込みます。
埋めるといっても、狭い隙間の奥までは難しく、コテとか用意してみましたが素人なので
最後は手で!!ゴム手は必須ですよ。
そのまま素焼きして、いざ本焼き!
窯のベストな状態まではいかないものの、気持ちよく昇温していきます。
そして、窯がさめるのも遅くなりました。これは気密性があがった証拠でしょう。
ただ、バーナーの性能も落ちているので、千度を越したあたりからあやしい・・・
ブロワーの開口部を全開にしても、窯の中はすっきりしません。
火をみてわかるほど経験があるわけではないですが、酸化のすっきりした炎でないことくらいわかります。
もっと空気を送り込められれば・・・
空気、空気!と、ダメ元で思いついたのが、ドライヤー(笑)
ブロワーにドライヤーをくっつけてみました。
すると、少しずつ温度も上がっていきましたー♪
結局のところ、窯の性能が全体に落ちてきていて、油量をあげなければ昇温しなくなってしまって
油量が増えた分、風量も必要なのに、ブロワーの性能が間に合わなかったのでしょう。
まだまだ使える、というのと、一定のクオリティを保つことは基準が違うと思います
なので、私はブロワーを交換することにしました!←今ここ
バーナーのところに貼ってあるシールの型番をたよりに検索してみると
なんとyahooショッピングでヒット!
さっそく取り寄せ商品扱いではなく在庫のある店で最安値をチェックすると
一万ちょいですよ♪すぐポチッとしましたよ♪
今日窯だししてみると、まだ少し酔いはあるものの、お店におけるレベルの作品がとれました。
良かったー+d(゚д゚*)+゚
私の窯は中古で、前の所有者はおじいさん。趣味で買ったけど全然焚いてなくて手放したほぼ新品。
それでも10年使ったらこんなに性能が落ちるんですね。。。
まあ、今までなにもメンテナンスが必要なかったんだからやっぱり灯油窯は低コスト。
次の窯はどうしようかなあ。
あ、窯いいけど車もね!と
わたくしとうとう車を買うことになりましたー
来月納車ですよ♪わーい
車の話も長いんですが、ここはこれにて
長々と失礼しましたー
とにかく上がりが悪いです。昇温も時間かかるし、窯が酔います。
前回のメンテナンスで煙突を入れ替えるのに大枚はたきましたがあまり効果出ず。。。
窯圧があがっているらしく、どうしても還元かかります。
どういうメカニズムで窯圧があがるのか文系の私にはさっぱりで
煙突なおしてだめなら次はバーナーでしょ?と思っていたら
ちょうど灯油窯の知り合いから話を聞けました。
その人はかなり古い窯を使っていて、バーナーのブロワーを新しくしたらしいです。
でも本焼きに20時間くらいかかるそう・・・ガビーン∑( ̄Д ̄; )
煙突、バーナーときたら、あとは本体しかないですねーー!
というわけで、窯本体をくまなく観察してみると
外側は鉄板。炉内のヒビくらいしか思いつきません。
でも、昔から炉内のヒビはいじるな、と聞かされていたので悩みました。
焼成時に大きく膨張・収縮するため、レンガのヒビにモルタルなどを埋め込むと
それがさらにヒビを広げるのだそう。
窯の修理で検索して調べていたら、炉内修理用アルミナセメントを発見
炉内のヒビに埋め込んでいいって書いてあります!
どうしよう~どうしよう~?ぶつぶつ家族に話していたら
なんとうちの父が学生時代にいろいろやったバイトの中に
ごみ焼却炉のメンテナンス、というのがあったそうで
大きな窯中に入っていって、かなづちで炉壁をコンコンたたいてヒビのあるところを崩す仕事だったそう!!!
そのあと、他の人がそのはがれたレンガの部分を修復するそうで
・・・父よ・・・あなたは、なんと不思議な!バイトをしてらっしゃるのでしょう!∑(-∀-ノ)ノ
そしてアルミナセメントをネットで買い求め、窯の修復をしてみました。
まずレンガをよく湿らせて、耳たぶくらいに練ったアルミナセメントを埋め込みます。
埋めるといっても、狭い隙間の奥までは難しく、コテとか用意してみましたが素人なので
最後は手で!!ゴム手は必須ですよ。
そのまま素焼きして、いざ本焼き!
窯のベストな状態まではいかないものの、気持ちよく昇温していきます。
そして、窯がさめるのも遅くなりました。これは気密性があがった証拠でしょう。
ただ、バーナーの性能も落ちているので、千度を越したあたりからあやしい・・・
ブロワーの開口部を全開にしても、窯の中はすっきりしません。
火をみてわかるほど経験があるわけではないですが、酸化のすっきりした炎でないことくらいわかります。
もっと空気を送り込められれば・・・
空気、空気!と、ダメ元で思いついたのが、ドライヤー(笑)
ブロワーにドライヤーをくっつけてみました。
すると、少しずつ温度も上がっていきましたー♪
結局のところ、窯の性能が全体に落ちてきていて、油量をあげなければ昇温しなくなってしまって
油量が増えた分、風量も必要なのに、ブロワーの性能が間に合わなかったのでしょう。
まだまだ使える、というのと、一定のクオリティを保つことは基準が違うと思います
なので、私はブロワーを交換することにしました!←今ここ
バーナーのところに貼ってあるシールの型番をたよりに検索してみると
なんとyahooショッピングでヒット!
さっそく取り寄せ商品扱いではなく在庫のある店で最安値をチェックすると
一万ちょいですよ♪すぐポチッとしましたよ♪
今日窯だししてみると、まだ少し酔いはあるものの、お店におけるレベルの作品がとれました。
良かったー+d(゚д゚*)+゚
私の窯は中古で、前の所有者はおじいさん。趣味で買ったけど全然焚いてなくて手放したほぼ新品。
それでも10年使ったらこんなに性能が落ちるんですね。。。
まあ、今までなにもメンテナンスが必要なかったんだからやっぱり灯油窯は低コスト。
次の窯はどうしようかなあ。
あ、窯いいけど車もね!と
わたくしとうとう車を買うことになりましたー
来月納車ですよ♪わーい
車の話も長いんですが、ここはこれにて
長々と失礼しましたー
by usagi_pinot
| 2014-06-23 00:00
| seisaku